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0918

昨日のつづき(笑)


そんなこんなで、完全に本筋ミステリーそっちのけで
毎週、数分?数秒?の橋本さん登場シーンだけの為に
ペテロ鑑賞。

道ならぬ恋に身も心も引き裂かれる男子が見たい
のだ。

道ならぬ恋、といえば昼顔の斎藤工さんの方が
満喫できたのだけど
なぜかそちらにはあまり心惹かれず
なぜだろう??

斎藤工さんと上戸彩ちゃんは完全にお互いがお互いを求め合っていて
たしかにそれは道ならぬ恋なのだけど
二人だけの世界の中では、その恋はある意味成就。
両想いなのに結ばれないっていうのも地獄だろうけど。
地獄の炎に焼かれながら抱き合う二人なんですよねぇ。


でも、橋本さんと菜穂子はそうじゃなくて。
橋本さんは正真正銘の片想いで
結局菜穂子は自分の弱さや欠落感を橋本さんで埋めたのだろうと思う。
もちろん、それは菜穂子にとっては恋だったかもしれないし
橋本さんにとっても何かしらの計算があったのかもしれないし。

最終回で橋本さんが菜穂子に対して
「最初、私には打算がありました。私は本来そういう男なんですよ。」
という原作には無い橋本発言があってちょっとドキドキしたんですが

そんな強気を言い放ったあと速攻弱気なご様子になって
「でもすぐに足元をすくわれました」と小さくしょげる
高橋一生にもっとドキドキした(笑)

あ、でも台詞といえば
ドラマでは橋本さんと菜穂子は一晩だけ罪を犯した・・ってことになってましたが
原作の菜穂子は杉村に向かって、こう言うのだ。

「わたし、あの人と寝ました、何度も寝ました」

コレ、物語のクライマックスで飛び出す衝撃的な展開の台詞で
賛否両論・・・てか、この展開があるばっかりにこの原作の評判がすこぶる悪いらしい^^;

でも、ワタシはこの台詞大好き。

だって・・ナンドモネマシタ・・・ですよ。
そしてしまいには楽しかった、とまでのたまう菜穂子姫。

妻に裏切りの事実を認められただけでも、瀕死状態になっている杉村のダンナにむかって
トドメを刺し息の根を止めるようなこの暴君発言。

何度もってさー!ナホコさんてばー
ソレ言う必要あるー?

でも、言っちゃうんだよね、菜穂子は。

理屈じゃ説明できないんだけど
菜穂子のこの愚かさをワタシはちょっと好ましくさえ感じます。

菜穂子が浮気をした理由というのが
原作でもドラマでも読者や視聴者になかなか理解され難いものらしいのですが
ワタシなりに解釈をしてみた。

菜穂子が杉村を心から愛していたのは本当で
でも菜穂子の立場でしかわからない菜穂子の苦しみがあって
苦しくて苦しくてもがいているときに
ふっと手を差し伸べてくれたのが橋本さんで
その手につかまったら少しだけ呼吸が出来るようになって
だから何度も何度もつかまって
橋本さんの愛に包まれた。
でもそれが本当の意味での自分の問題の解決ではないことも菜穂子は知っていて。
でもさ、誰かの愛に包まれる幸せを自ら手放すのは本当に難しいよね。
それが長続きなどしない、すぐに終わりが来る刹那だと脅えながらも。

ひとりじゃ生きられない自分が嫌で、そんな自分を変えたかった菜穂子なのに
変える為の方法として結局また橋本さんの庇護の下に逃げ込んだことが
菜穂子が蝕まれていた悪だったんだと思う。
だからといってワタシは簡単に菜穂子を責める気持ちにはなれない。
ワタシの心の中にも菜穂子のような弱さってあるんじゃないかなぁって思う。
正しく強く生きようとして、罪を犯してしまうような弱さが。

人の心の闇に棲む悪。
それは真っ暗の中からひょいとこちらを覗くバケモノの腐れた眼のようで。
油断するとすぐに足元をすくわれ心をとらわれる。
そしてその悪はいつでも誰にでも伝染する。

っていうのが、今回のペテロに限らず宮部作品を読んでいて
いつもワタシが一貫して感じる宮部さんの描く人間の豊かさです。
善意も悪意もひっくるめてのミヤベさんの人間描写が好きなのだ。

文章を読んでアレコレ思いを巡らせるのは小説の醍醐味だけど
今回のように映像化されたものは、また別の面白さがありますねー
特に役者さん達の力ってスゴイ。

バスジャック犯人の長塚京三さんとか、なんかとにかく独特だったし
メイちゃんも坂本くんも魅力ある若手さんだし
睡蓮マスターは、大好きな博太郎さんだし(笑)

そして井手さん?
彼のバケモノぶりは、助演ナントカ賞とか進呈したい(笑)
悪意に醜く歪んだ彼の顔を見るたびに、ナゼだか真逆の人格者バージョンの彼の顔が想像できてしまって
ああ、きっとものすごく上手な俳優さんなんだろうなーって思いました。

そしてそして、忘れちゃいけない橋本さん(笑)
小説では、非の打ち所がない、優秀な広告マンで
大企業のトラブルどころか姫君の心さえまとめてお任せ出来てしまう
なんとも便利なキーマン橋本だったのだけど
映像の中の橋本さんは俳優高橋一生さんによって
彼の中に憂いと切なさと一途さと
なんかわからないふかーい物語が加えられていました(笑)

ではまた♪♪

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♪お返事です

♪桃梨さん

わあ^◇^
ペテロ話の相手になって頂いてありがとうございます!!
コンツェルンって単語が出てきただけでめっちゃうれしい(笑)

井手さんすごかったですねー!
気持ちいいくらいとことん悪役で、とことん良い人の孝太郎さんとの対峙おもしろかったー。

会長役のイメージは、ワタシの中ではなぜか北大路欣也さんだったのですが、それだと華麗なる一族だし(笑)
みてるうちに最後は平幹次郎さんに引き込まれました!
杉村が最初に会長と対面するシーン・・車の中で青いマフラー巻いてるシーン・・ぜひ見たいと思いました。

ひえー^^;火車見逃してしまった。
ちょっとした作品に気づけば一生さん出てますもんね。
今後主役とかあったらどうしよう(笑)
ずっとバイプレイヤーでも、いいなって思ったり。

宮部さんの、『ぼんくら』もやるんですね!!
おお!楽しみぃ。

お互い秋も楽しみましょうねっ^◇^

私もペテロ感想。浅い浅~い感想。笑

私も菜穂子さんの気持ちわからなくもないけど、
でも、結局、この先もコンツェルンの財力で生きていくしかないんだなぁ・・

井出さんは凄かったですよね~ 舞台では有名な方のようだけど。
こないだ時代劇にイヤ~な悪役で出てきたんですよ。
またしても井出ーーー!!って思っちゃったもん。笑

それから、このシリーズ、平幹次郎さんがカッコいい!!
会長、どうかお元気で、続編まで長生きして~~って願っちゃう。

そして、一生さん。
昨夜なにげなく上川隆也さん主演の「火車」流してたら、出てた・・💛
大人になってから主役級の作品は無いようですね。
これから楽しみですね~ いや、ずっと脇役でもいいんだけど。

私、いつも1,2本しかドラマ見ないんですが、今回は大当たりでした!
次は綾野さんと武井咲ちゃんの見ますよ~ 宮部さんの「ぼんくら」も見ます。
ルパンも、大倉くんの映画も見ますよ~ 楽しみです!(^^)

また、そよかぜさんのお気に入りの映画や本、教えてくださいね~~ では!

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